「今年のPTA役員、こんな保護者がやっています」のPTA役員自己紹介リレー、本年度書記の吉田と申します。現在娘が3年生に在籍しています。
【普段はこんな生活しています】
娘が産まれる前は夜中にタクシーで帰宅して、翌日も早朝から就業、双方の両親にサポートを期待できない環境の中、そもそも子供を持てるのか?という生活を送っていました。
夫の就業時間も似たようなもので、子供を持つということ自体に不安を持っての3人での生活のスタートでした。
育児休暇は取得しましたが、幸か不幸か自宅からも仕事ができる環境でしたので、時短にしたところで結局就業時間外も仕事をすることになるし、と育休明けからフルタイムで就業しています。
おかげで娘は最初から朝一番に登園し、最後に退園する保育園時代を過ごし、娘はお友達の保護者を良く知り、保護者の方も娘の顔や性格を知って下さる一方、保護者である私たち夫婦が顔見しるお子さんや保護者は極めて限定的という生活でした。
小学校に上がってからは、放課後は学童にお世話になっており、COVID-19以前は最後に先生や数人のお友達と遊んでいるところへお迎えにあがっていました。一日の終わりにそれまでの娘を知る方々に話を聞いて、娘と帰宅する生活でした。
娘と接する時間、平日はわずか数時間ですが、日中の娘を知る方々と、ともに見守って下さる仲間のような気持ちで過ごしてきました(一方的に思っていただけですが)。両親以外に、複数の方が普段の娘を知っていて下さり、ありがたい気持ちでした。
【PTA役員を意識したきっかけ】
そんな生活の中ですが、肝心の小学校の生活、先生方にお目にかかる機会も限られており、なかなか見えないな(そして娘からの話は分かるようでよく分からないことも多く…)、と思っていたところに、COVID-19の影響で学校に伺うことがすっかりなくなり、子供の学校生活から離れてしまったことに寂しさというか物足りなさを覚えました。保護者の方と知り合う機会も極端に減ってしまい、子供の学校生活を共有できる方が増えないことにも寂しさを感じていました。
我が家は一人娘ですので、娘が卒業すれば小学生の親としての役割は終わります。一度きりなのでどうせなら深く関わってみたいなと思ったことが立候補のきっかけです。
どのくらい時間の制約があるのか？自分の生活も含めてどれも中途半端にならないか？が一番の懸念でしたが、実際にイベントはほとんど週末で、会合も週末とのご案内。週末なら時間は十分調整できるし、平日も少しだったら任意で仕事は休める…就任前の心構えはこの程度でした。
実際は、現在のPTA自体が「できることをする」というスタンスの中での活動で、拘束時間のストレスや面倒はあまり感じていません。参加の仕方は、保護者の数だけあっていいのだと、中に入って初めて分かりました。
豊洲北小自体の歴史が浅いことも関係するのか、個人的にはPTAについてはいい意味で”カルチャー”というものがまだまだ薄く、今まさに作っているところ、という雰囲気の中での活動と感じています。
PTAに所属する保護者にとって、PTAは「こなさなければいけないタスク」ではなく「自分ができることで子供たちの活動のサポートに参加する」場になればと、そんな心意気で微力ながら(本当に微力)参加しています。